現在3歳の娘ちゃん、すくすく成長してくれていますが”悪魔の3歳とはこのことか!”と思うほどに主張激しめになっています(笑)
私も余裕なく強い口調で言いたい事を言い、不機嫌な態度をとったりしてしまう事が増えて日々反省するのですが、改善したくてもなかなか出来ずに困っています。
この前、”子どもの昔の写真を見返すと優しい気持ちを思い出し穏やかに接せられるようになる”という記事を読み、今は本当に余裕がなく昔の写真や動画を振り返ったりしていないなと気付きました。
折角始めたブログなので、娘ちゃんの過去を振り返ってみようと思いつきました。長くなりますがお付き合いいただけると嬉しいです。
まずは娘ちゃんの出産時の話をしたいなと思います。
娘ちゃんを出産したのは、2021年2月です。
妊娠発覚から出産・初めての育児とどの期間もコロナウイルス蔓延の真っ只中でした。
里帰り出産を希望していたので出産予定日の2カ月ほど前に実家に帰りました。
順調な妊娠経過を辿っていましたが、ずっと逆子のままだったので帝王切開の日取りも決まり、帝王切開になるとことへの戸惑いと恐怖を感じていました。
ですが、手術前最後の健診に行くと逆子が元に戻っていたので手術がキャンセルになり、陣痛が来るのを待つ形に突然変更になりました(笑)
子どもによっては胎内記憶があるというので、娘ちゃんがもう少し大きくなったらなんで体勢変えたのか聞いてみたいなと思っています(笑)
予定日を3日過ぎ、ちょうど日付が変わった頃に陣痛らしき痛みが来ました。病院に電話をしたらもう少し間隔が短くなるまで様子見てくださいと言われたので、自宅で待機になりました。
結局、間隔が短くなることはなく前駆陣痛でした。前駆陣痛ってこんなに痛いの!?とめっちゃびっくり。そして陣痛への恐怖でいっぱいになりました。6時頃に前駆陣痛が遠のいていきましたが、前駆陣痛中は緊張していたのもあり一睡もできませんでした。
その後、朝ごはんを食べて少し寝ましたが、9時頃にまた陣痛らしき痛みで起きました。
今回は間隔が少しずつ短くなり、痛みも少しずつ強くなっていきました。
実は事前に、はんなりママさんのYouTubeで痛み逃しの方法を勉強していたので実践していました。実際、やるのとやらないのとでは大違い!もう痛み逃しの体勢から動けなくなるほど助けていただきました!!!
痛み逃しをしてなんとか耐えていたところ、12時頃におしるしがありました!
やっぱりこれは前駆陣痛じゃないんだ!という謎の安心感が湧いてきました(笑)病院に電話できる!という安心感もあったと思います。
病院に電話し、一度診察してもらうことに…
13時頃に病院に着きましたが、受付前で陣痛が来て咄嗟に痛み逃しの体勢に入る…(笑)
もう祈るように痛み逃しの体勢に頼っていました(笑)
診察してもらい子宮口は3センチ。心配そうなので入院してもいいですよと先生が言ってくれて入院しました。私の不安を感じ取ってくれた先生…本当にありがとうございます。
入院してからも陣痛に耐えてなんとか痛み逃しをしていましたが、だんだんと本当に痛くて唸らないと耐えられなくなり、テニスボールも借りてお尻を押していましたが、分娩時のみ夫の立ち合いを認めてもらっていたので、ボールを押してもらう人がいないので、ボールの上に座ってなんとか押していました。
今考えたら、助産師さんにお願いしてもよかっただろうな…。その時はいっぱいいっぱいで思い付かなかったです。
20時頃、順調に進んでいたため病院に到着するまで時間がかかる夫を早めに呼んでおこうということで夫に連絡。とりあえず病院の近くで待機してもらいました。
21時頃、助産師さんから一度麻酔を打って少し休みませんかと提案してもらいました。0時から始まった前駆陣痛で全然寝ていなかったので、少しだけでも寝た方が良いかもとのことでした。
正直すごく疲れていたしすごく眠かったけど陣痛の痛みでって感じだったので全然眠れない!という感じだったので、ありがたかったです。
腕に筋肉注射で麻酔を入れてもらい、少し眠りました。実際1時間弱の睡眠で陣痛が来るたびにうっすら起きたりしましたが、驚くほど眠れました。
その後少しづつ進み、23時頃夫を病院に呼び、分娩室で夫と会いましたが、陣痛の痛みで余裕がなくどんな会話をしたのか覚えていません(笑)
痛みでだいぶ心の余裕を無くしていましたが、夫を呼んだという事はもうすぐ生まれるんだ!陣痛ももう少しで終わるんだ!!と思っていたのに…ここからが本当にしんどい、地獄のような時間(すみません、言葉が悪いですが本当に辛かったので敢えてこの言葉を使います)になってしまいました。
夫を呼んだは良いものの、陣痛の間隔が短くならず、3分から進まなくなってしまい子宮口もそれ以上開かなくなっていきました…
ちょうど0時から前駆陣痛が始まったので、もう24時間経っていて正直体力も気力もなく、ヘロヘロの状態でした。でも陣痛間隔は短くならないので3分置きに来る陣痛に叫びながら耐える時間が続きました。
そして4時頃に自然破水!ずっと耐えるだけだったので陣痛が進むかもと思って嬉しかったのも束の間、陣痛がさらに強くなったにも関わらず、お産が進まない…。もう本当にこのまま死ぬのかなと本気で思いました。冷静に静かに「あ、これ本当に死ぬやつかも」と納得するくらいでした。
この辺りで心が完全に折れてしまった気がします。もういつ終わるかもわからない痛みにただただ耐える、ツライ時間でした。
6時頃、赤ちゃんの心拍が弱くなってきているということで先生の診察がありました。頭は見えてるけど陣痛が収まると戻っていってしまうので進まなくなっていたようでした。「赤ちゃんも少し苦しそうなので、吸引して分娩のお手伝いするね」と言って、吸引を陣痛に合わせて3回、お腹も押してもらって、なんとか出産することができました。
よくドラマだと出産後は感動的なシーンで会話をしたりしているイメージですが、私の場合はヘトヘト・くたくた・ぐったり・呆然…なんていう言葉が適切かわかりませんが、感動的な会話をする余裕が全くありませんでした(笑)
それでも処置が終わった赤ちゃんを初めて抱っこした時には涙が止まりませんでした。
夫も普段泣くようなタイプではありませんが、この時だけは目が赤くなっていたように思いました。朝まで寝ずに私の絶叫を聞き続けるのもなかなか辛かっただろうなと思います。
長々と書いてしまいましたが、ざっと経過をまとめてみました。
40週2日
- 0時~6時頃まで 前駆陣痛、緊張+痛みで寝れず
- 7~9時 寝る
- 9時~ 陣痛再開
- 12時半 おしるしあり、病院に電話
- 13時 病院着、診察、子宮口3センチ、本陣痛開始、入院
- 20時頃 立ち合いのため夫に連絡、札幌に来てもらう
- 21時頃 麻酔打って少し寝る
- 23時頃 夫病院着
40週3日
- 0時以降 進まなくなってしまった
- 4時頃 破水 さらに痛みが増したのに進まない
- 6時23分 吸引分娩にて出産
今回娘ちゃんの出産時を振り返るのに写真と動画を久しぶりに見ました。娘ちゃん、本当に大きくなったなぁとしみじみ思います。3年しか経っていないのに、もう話せるようになったり走ったり飛び跳ねたり、笑顔もたくさん見せてくれて、怒ったり泣いたり毎日本当に忙しないけど、子どもの成長は尊いですね。
それに陣痛のことも思い出しました。あの陣痛を耐え抜いたんだからなんでもできるよなとも思えました(笑)
また明日もわちゃわちゃ大変な一日になるだろうけど、娘ちゃんがそれだけ成長した証だと思って、私自身も成長させてもらっていると思って、楽しくゆるく頑張っていきたいと思います。
今度別の機会に産院のお話もできたらいいな~!
娘ちゃん0歳代の話や息子くん話も今後お話したいです!
お付き合いいただきありがとうございました!!
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