現在、娘ちゃん3歳・息子くん1歳の姉弟の2人育児をしています。
外に出てお散歩していると、話しかけてくれる方がたくさんいらっしゃいます。
3歳1歳を連れているとなかなか上手くいかないことも多く、
道端で癇癪起こしたり、同時に二人抱っこしたりなど、カオスな状態を見られるので、
「ママ大変ね~」「頑張ってね~」とお声を掛けていただくこともしばしば…(笑)
そんな中で、以前から疑問に思っていたことがあります。
会話の中で、姉弟ですと話すと「それは上手に産んだね」「上手いこと産めてよかったね」と言われることが多い…(゜゜)!!
もともと話しかけてくれるのは、おじいちゃん・おばあちゃんが多いのですが、一時期は話しかけられたら毎回言われてました。
もちろん、話しかけてくれること自体はとても嬉しいですし、お喋りできて楽しいとも思うのですが、「上手に産んだね」という言葉だけが「?」な気持ちでした。
私たち夫婦は子どもを希望しましたが、性別の希望は特になく、二人目のときも同じでした。
姉弟・姉妹、どちらもそれぞれに良さがあると思っていたので、希望して姉弟に産んだわけではありません。(仮に希望したとしても、その通りに産まれるわけでもないですが・・・。)
褒めてくださっているのもわかっています。
ですが、なぜかモヤモヤとした気持ちになっていきました。
なぜ褒められるのかわからなかったので、ある時ついに聞き返してみました。
上手に産んだとよく言われるが、なぜなのか…。
端的に言うと、女の子はお手伝いが好きだから色々と助けてくれるし身体も強くて育てやすいから姉に向いている、というようなお返事を頂きました。
ふむ。…我が家には全然当てはまってない(笑)
女の子を育てやすいと思ったことはまだないし、身体も今のところ弟の方が強い。
娘ちゃんは0歳1歳くらいの頃、しょっちゅう風邪をひいて発熱して嘔吐して、の繰り返しでしたが、
息子くんは1歳半現在、熱が出たのは一度だけですぐに治り、嘔吐もしたことがありません。
自分なりに色々と考えた結果、
昔はそう言われていただけで今とは違う(我が家には当てはまらない)。
子ども一人ひとり性格が違うんだから、性別で判断は出来ない。
子もそれぞれ、親もそれぞれ。どう感じるかも人それぞれ。
…なんじゃないかなと思います。
特別なことはなにもなく、ごくごく当たり前のことですよね。
でも今回のことで、「こうだからこう」という決めつけが自分の中で勝手に出来がっていたら怖いなと思いました。
これから子どもたちが大きくなっていくにつれて、悩みもどんどん複雑に変化した時、
自分にある「決めつけ」で物事を判断しないよう、気を付けたいと思いました。
「自分の常識は、他人の非常識」
人には様々な生き方・考え方があります。
理解できなくても、理解しようとする努力
それが出来なかったとしたら、そういう考えの人もいるんだと受け入れる心を持つ
子どもたちにも、そんな風にたくさんのことを学んで大きく成長していってほしいなと思います。
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